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お知らせ

第1回イベント「オリエンテーション」をオンラインで開催!2026年度の育成プログラムがスタート【2026年8月23日】

2026年8月23日(日曜日)、山口未来変革デジタル人材発掘・育成プログラムの2026年度第1回イベント「オリエンテーション」をオンライン(Zoom)で開催しました。

採択後、クリエイターが初めて顔を合わせる今年度最初のイベントです。当日はクリエイター28名、プロジェクトマネージャー(PM)6名、メンター4名が参加し、それぞれの自己紹介やプロジェクトの構想を共有しました。2027年1月24日(日曜日)の成果発表会まで、約5ヵ月間にわたる育成プログラムがスタートしました。

本プログラムは、経済産業省の令和7年度「地方の若手人材発掘育成支援事業費補助金」に基づくAKATSUKIプロジェクトの採択事業です。AKATSUKIプロジェクトは、全国各地で若手クリエイターの発掘・育成を支援する取り組みです。山口では、山口未来変革デジタル人材発掘・育成コンソーシアム(一般社団法人山口県情報産業協会、国立大学法人 山口大学、株式会社ステラリンク ほか)を中心に、協賛・後援団体、PM・メンターなど多くの関係者の協力のもと、クリエイターの挑戦を支えています。

2026年度は19件・32名のクリエイターを採択

今年度は28件の応募があり、社会課題などの解決に取り組むAKATSUKIプロジェクトのクリエイターとして12件25名を本採択しました。

さらに、来年度以降の本採択に向けた準備や学びに取り組む「入門コース」4件4名と、「特別参加」3件3名も加わり、合計19件・32名のクリエイターが参加することになりました。本採択だけでなく、次の挑戦に向けて経験を積む参加者にも活動の機会を設けていることが、今年度の特徴の一つです。

オリエンテーションでは、今後の活動で使用するZoom、Googleドライブ、Discordなどのコミュニケーションツールや、月1回のイベントを軸としたプログラムの進め方も紹介しました。

横山PMの自己紹介と、プログラムの進め方について共有する様子
横山PMの自己紹介と、プログラムの進め方について共有する様子

互いの「作りたいもの」と、その先にある社会像を共有

自己紹介とプロジェクト紹介は、1チーム4分を基本とし、2人目以降のメンバーがいる場合は1人につき1分を加える形式で実施しました。自分たちがどのような課題に関心を持ち、何を作りたいのか、完成したものによって誰の暮らしや社会がどう変わるのか。開発の細部に入る前に、それぞれが実現したい姿を伝える時間となりました。

発表されたテーマは多岐にわたります。長門市の棚田の魅力を伝えるVRコンテンツと地域への継続的な関わりを生み出す仕組み、身近な存在として利用できる隣人AI「ぷち」、山口大学の学生間で家具などを譲り合う新生活支援プラットフォーム、低コストでの自動化を目指すスマート水田管理システムなどが紹介されました。

入門コースからは、長門市での暮らしを体験するシミュレーションゲームなどの構想も共有されました。特別参加のクリエイターも、ARグラスを活用して移動時間を学びの時間に変えるアイデアなどを紹介しました。

画面共有を使って制作したいアプリの構想を紹介するクリエイター
画面共有を使って制作したいアプリの構想を紹介するクリエイター

今年度は、構想の説明に加えて、すでに試作やプロトタイプの制作に着手しているクリエイターもいます。テーマの具体性や、制作に向けた準備が進んでいる様子から、今後のレビューや実証につながる取り組みが期待されます。一方、これから技術を学び、課題を整理する参加者もおり、異なる段階のクリエイターが互いの関心や得意分野を知る機会にもなりました。

センサーなどを活用するスマート水田管理システムの構想を説明
センサーなどを活用するスマート水田管理システムの構想を説明

「作る」「見せる」「試す」を繰り返す5ヵ月間へ

横山PMによるミニ講義では、本プログラムが重視する「作る」「見せる」「試す」という開発の進め方が紹介されました。最初から完成形を作り込むのではなく、確かめたいことを絞ってプロトタイプを制作し、実際に見せて意見を受け取り、必要に応じて作り直すことが大切だと説明しました。

毎月のイベントは、制作物を発表するだけでなく、利用者や他の参加者からのフィードバックを次の開発につなげる機会です。9月、10月と段階的に試作を進め、11月8日(日曜日)の発表会では動くデモを見せることを目指します。何を作るかと同時に、限られた期間で「何を作らないか」を決めることもポイントとして共有されました。

PMとの対話を経て、次回の合宿へ

終盤にはZoomのブレイクアウトルームを活用し、希望する参加者が各PMと自由に話せる時間を設けました。全体発表だけでは聞ききれなかったことを相談し、今後の活動につなげる機会となりました。

全体プログラム終盤、オンラインで意見を交わすPMと参加者

また、次回9月5日(土曜日)~6日(日曜日)にYMfg維新セミナーパーク(山口市秋穂)で行う合宿に向けて、宿題も示されました。「自分たちが作るものが完成したとしたら、何ができるようになり、どのような社会や利用者体験が実現するか」を紹介する資料を準備するというものです。完成後の姿を先に描くことで、プロジェクトの目標や、これから検証すべきことを具体化していきます。

オンラインでの顔合わせから始まった2026年度の活動。各クリエイターが自身の目標を言葉にし、他の参加者やPMと共有したことを第一歩として、成果発表会に向けた制作と検証を進めていきます。

開催概要

  • イベント名: 第1回イベント オリエンテーション@オンライン
  • 日時: 2026年8月23日(日曜日)13:00~17:00
  • 開催方法: Zoomによるオンライン開催
  • 参加者: クリエイター28名、PM6名、メンター4名